新人指導が上手い主任と潰してしまう主任の決定的な違い|「信頼して託す人」と「押し付けて見張る人」

キャリア
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この記事でわかること

  • 新人指導が上手い主任の特徴
  • 新人を潰してしまう指導の共通点
  • 主任や園長が意識すべき新人育成のポイント
  • OJTを成功させるために必要な考え方
  • 新人と主任の相性問題への向き合い方

新人保育士が辞める理由は「仕事」だけではない

新人保育士が辞める理由として、

給与。

仕事量。

保護者対応。

行事。

書類。

さまざまな理由が挙げられます。

しかし、現場で実際に話を聞いていると、

その多くは、

「人間関係」

にたどり着きます。

特に大きいのが、

主任や指導担当との関係です。

同じ内容を教えていても、

新人が成長する主任と、

新人が自信を失ってしまう主任がいます。

その違いはどこにあるのでしょうか。


上手な主任は「信頼して託す」

新人指導が上手な主任には共通点があります。

それは、

信頼して仕事を任せること。

もちろん最初から丸投げするわけではありません。

新人の性格。

得意なこと。

苦手なこと。

経験。

理解度。

これらを見極めながら、

少しずつ任せていきます。

そして、

困った時にはいつでも助ける。

いつでも相談できる。

そんな安心感を作っています。


下手な主任は「押し付けて見張る」

一方で、

新人指導がうまくいかないケースにも共通点があります。

それは、

仕事を押し付けて、結果だけを見張ること。

やっておいて。

覚えておいて。

去年も説明したよね。

なんでできないの?

こうした言葉が増えていきます。

新人からすると、

質問しづらい。

相談しづらい。

失敗が怖い。

そして、

報告しなくなる。

隠すようになる。

結果として、

さらに大きなミスにつながることもあります。


新人に求める役割は最初に明確にする

新人指導でまず必要なのは、

期待値を共有することです。

例えば、

1か月後には朝の受け入れを一人でできるようになる。

3か月後には連絡帳を書けるようになる。

半年後には主活動を担当する。

1年後にはクラス運営の流れを理解する。

もちろん個人差はあります。

しかし、

ゴールが見えないまま走ることほど苦しいものはありません。

だからこそ、

「いつまでに何ができるようになってほしいのか。」

を示すことが大切です。


OJTは「やらせながら育てる」

新人育成にOJTは欠かせません。

ただ見ているだけ。

横で説明を聞くだけ。

これではなかなか身につきません。

実際にやってみる。

失敗する。

振り返る。

もう一度やってみる。

この繰り返しが成長につながります。

そして、

上手な主任ほど、

日々のコミュニケーションを欠かしません。

今日どうだった?

困っていることはある?

何か気になっていることはある?

こうした何気ない会話が、

新人にとって大きな安心感になります。


上手な主任は「原因」を見る

新人がミスをした。

その時に、

上手な主任は、

まず仕組みを疑います。

なぜ起きたのか。

伝え方に問題はなかったか。

確認方法は適切だったか。

マニュアルはあったか。

相談できる雰囲気はあったか。

つまり、

人ではなく仕組みを見る。

ということです。


下手な主任は「人」を責める

一方で、

指導が苦手な人ほど、

ミスを個人の問題にしてしまいます。

注意力が足りない。

やる気がない。

向いていない。

もっと頑張って。

もちろん本人の努力が必要な場面もあります。

しかし、

失敗を個人の資質だけで片付けてしまうと、

新人は成長する機会を失います。

そして、

保育への意欲も少しずつ失われていきます。


新人を育てることは、園を育てること

新人は未来の主任です。

未来の園長です。

だからこそ、

新人を育てることは、

園を育てることでもあります。

目先の業務効率だけを考えれば、

ベテランがやったほうが早いこともあります。

しかし、

それではいつまでも人は育ちません。

時間をかける。

待つ。

信じる。

これも主任の大切な仕事です。


主任と新人の「相性」も存在する

忘れてはいけないことがあります。

それは、

相性の問題です。

どんなに優秀な主任でも、

全員と相性が合うわけではありません。

新人側も同じです。

だからこそ、

副主任や園長が状況を見ておく必要があります。

相談できているか。

一方通行の指導になっていないか。

新人が萎縮していないか。

必要であれば担当を変える。

間に入る。

これも管理職の大切な役割です。


園長として感じること

私自身、

新人が辞める場面を何度も見てきました。

そのたびに思うことがあります。

辞めた原因は、

本当に新人だけにあったのだろうか。

指導の仕方。

相談できる環境。

フォロー体制。

園側ができることはなかったのだろうか。

新人育成とは、

新人だけが頑張るものではありません。

園全体で育てていくものなのだと思います。


まとめ

新人指導が上手い主任は、

信頼して託します。

困った時には支えます。

失敗した時には仕組みを見ます。

一方で、

新人を潰してしまう主任は、

仕事を押し付けます。

見張ります。

そして失敗を個人の責任にします。

新人育成に必要なのは、

管理ではありません。

信頼です。

新人は未来の主任であり、

未来の園長です。

だからこそ、

「育てる」という視点を忘れずに、

園全体で支えていける環境を作っていきたいものですね。


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