製作が好きな保育士へ|アートや表現を自分の強みにする学び方

キャリア
この記事は約3分で読めます。

保育の中でも、

「製作を考えるのが好き」

「絵の具や粘土を使った活動が好き」

「子どもが自由に表現している姿を見るのが好き」

という保育士さんもいると思います。

製作は季節の作品を完成させるだけではありません。

子どもが色を選んだり、素材に触れたり、自分なりの方法を試したりする時間でもあります。

せっかく好きな分野なら、製作のアイデアを増やすだけでなく、「子どもの表現」についてもう少し深く学んでみるのも面白いかもしれません。

製作が得意=きれいな作品を作れる、ではない

保育士の製作というと、

「見栄えよく仕上げる」

「季節が伝わる作品を作る」

ことに目が向くことがあります。

もちろん、みんなで同じものを作る活動を楽しむこともあります。

ただ、子どもの表現を考えるなら、完成した作品だけを見るのは少しもったいないところです。

同じ素材を用意しても、子どもによって使い方は違います。

何色も混ぜる子もいれば、ひとつの色をずっと使う子もいます。

すぐに作り始める子もいれば、友達の様子をしばらく見てから始める子もいます。

「何を作ったか」だけではなく、「どうやって楽しんでいたか」を見る。

それも、表現活動を考えるときの大切な視点です。

いろいろな素材に触れられる環境を作る

表現活動を広げたいときは、新しい製作を次々に考えるだけでなく、子どもが使える素材を増やしてみる方法もあります。

絵の具。

クレヨン。

粘土。

段ボール。

自然物。

布。

廃材。

同じテーマでも、素材が変われば子どもの表現も変わります。

保育士が完成形をすべて決めるのではなく、

「これを使ったら何ができるかな?」

と子どもと一緒に考えてみる。

そんな活動から、思ってもいなかった表現が生まれることもあります。

子どもの作品をすぐに評価しない

子どもが作品を見せてくれたとき、

「上手だね」

と言うことはよくあります。

決して悪い言葉ではありません。

ただ、それ以外にも伝えられることがあります。

「この色をたくさん使ったんだね」

「ここはどうやって作ったの?」

「この形、面白いね」

作品を評価するだけでなく、子どもが考えたことや工夫したことに目を向けてみる。

そうすると、子ども自身が自分の表現について話してくれることもあります。

保育士が表現を見る視点を増やすことは、活動の内容を増やすことと同じくらい大切です。

アートと心の関わりについて学ぶ方法もある

アートについて興味を持っていくと、製作技法とは少し違う分野にも出会います。

そのひとつが、アートセラピーです。

アートセラピーでは、アートを通した自己表現や心との関わりについて学びます。

もちろん、資格を取っただけで専門的な心理支援ができるということではありません。

保育士として心理的な判断をするための資格でもありません。

それでも、

「人はどうやって自分を表現するのだろう」

「アートと心にはどんな関係があるのだろう」

と興味を持っている人なら、新しい視点に触れるきっかけになります。

アートセラピーについては、こちらの記事でも紹介しています。

【製作や表現活動が好きな保育士へ|「アート」をもう少し深く学んでみる】

好きなことを自分の得意分野にしていく

保育士として働いていると、少しずつ自分の好きな分野が見えてきます。

製作が好き。

運動が好き。

絵本が好き。

音楽が好き。

食育が好き。

それは、その人らしい保育につながる大切な部分です。

好きだからこそ、本を読んでみる。

研修に参加してみる。

資格や講座で、今まで知らなかったことを学んでみる。

そうやって興味のあることを少しずつ深めていけば、それが自分の強みになっていくこともあります。

「製作が好き」で終わらせず、その先にどんな学びがあるのか探してみるのも、保育士としてのスキルアップのひとつです。

ほかの分野も含めて学びを探したい人は、こちらも参考にしてみてください。

【保育士が働きながら取れる資格・学び5選|自分に合ったスキルアップを見つけよう】